に関する記事です。 キャラ作成について

キャラ作成についてよくある質問


■ クリエイター向け


ちょくちょくキャラ崩壊になります。どうすればいいですか?


  • 設定が不明確または矛盾している:キャラ設定が十分に詳しく、また食い違いがないかチェックしてください。性格・価値観・行動パターンなどが曖昧または食い違っていると、AIがブレやすくなります。

解決策:キャラクター設定を見直し、核心となる性格・価値観・行動パターンが明確に描写されており、かつそれらが互いに矛盾していないかを確認してください。


例:もしエルフのキャラ設定が「自然を愛する平和主義者」であるにもかかわらず、会話の中で自ら戦いを仕掛けている場合、それはキャラ崩壊となります。設定内に矛盾する記述がないかを確認しましょう。


  • 指示や誘導の不足: 会話の開始時や途中で、キャラの行動を誘導するためにAIに対して明確な指示を与えていない可能性があります。AIは時に学習データに基づいて推測を行うため、作者の意図と食い違う場合があります。

解決策: キャラクターと対話する際や設定を書く際には、行動を明確に指示しましょう。特定の反応をしてほしい場合は、はっきりと伝えてください。


例:キャラ設定で、さまざまな状況下における具体的な反応を書きましょう。例えば「敵に対しては冷酷である」など。


  • キャラ理解のずれ: AIがキャラクターをどう理解しているかが、あなたの想定と異なる場合があります。AIは提供されたテキストの記述に依存するため、説明が曖昧だと一部の要素のみを重視し、他の特徴を見落とすことがあります。

解決策: キャラクターの記述を見直し、AIに重視してほしい特徴を生き生きとした表現で強調しましょう。性格の説明には具体例を添えると効果的です。


例: 「彼は勇敢だ」だけでなく、「彼は勇敢で、危険な状況でも弱者を守るために身を挺する」と書きましょう。


  • 世界観が弱い: 世界観の設定がキャラクターの行動パターンに十分に反映されていない場合、その世界では不自然と思われる行動を取ってしまうことがあります。

解決策: 世界観のルールや文脈が、登場人物の行動や意思決定にどのような影響を与えるかを、キャラクター設定において明示的に強調する。


「この世界のエルフは鉄製品を本能的に嫌う」という設定があるなら、キャラが鉄の武器を好むような言動は避けるべきです。これを明文化しましょう。


  • AIモデルの限界: 設定が詳細でも、AIモデルそのものに理解や推論の限界がある場合があります。特に繊細な感情表現や複雑な行動パターンを扱う際に、意図した通りに表現されないことがあります。

解決策: 複雑な感情や推論を避け、よりストレートな質問を試みましょう。AIの応答が若干ずれていても許容範囲であれば受け入れるか、より明確な言葉で修正を促してみてください。


例: 冷静なキャラが感情的になりすぎた場合、「あなたはもっと落ち着いているはず。普段は冷静に話すキャラです」と返事する。


キャラクターにユーザーのセリフまで決められた!どうしよう!


  • 設定内に以下を明記してください:


特記事項:<user>以外のキャラクターのみを演じてください。<user>のセリフ・行動・心理描写を生成することは禁止されています。<user>に関する記述は行わないこと。


  • なお、設定の最後に以下の一文を追加してください:


上記の特記事項を必ず遵守し、<user>を演じることを禁止します。


  • あなたのプロフィール(Profile)に以下を記載してください:


(私のセリフ・行動・心理描写を生成しないでください)


キャラクターに深みを持たせるには?


背景ストーリーを掘り下げる: キャラクターの性格や行動の動機を形作るような、詳細な過去・家庭環境・重要な人間関係・転機となる出来事を丁寧に設計しましょう。


複雑な性格を与えてみる: キャラクターを単なる善人・悪人として描かず、矛盾する性質や隠された側面を持たせることで、よりリアルで魅力的になります。


例: 一見冷酷に見える人物が、実は心の奥に優しさを秘めている。


独自の価値観と信念を持たせる: 何を大切にしているのか、どんな倫理観や信条を持っているのかを明確にしましょう。これらは判断や行動に大きな影響を与えます。


習慣や癖を加える: 特有の行動パターンや小さな癖を設定することで、キャラがより生き生きとした個性を感じさせる。


状況ごとの反応を描写する:異なる人・状況・感情に対してどう反応するかを想定し、それを設定に反映させることでキャラの立体感が増します。


伏線や秘密を仕込む: 明かされていない過去や隠された動機などを設定し、物語が進む中で徐々に明かしていく構造を作ると、長期的な興味を引きやすくなります。


内側の葛藤を持たせる: キャラクターに内なる矛盾や苦悩を持たせ、何かを選ぶたびに揺れるような構造を加えることで、よりドラマティックになります。


例:<char>は自然を愛するエルフでありながら、心の奥には深い罪の記憶を抱えている──かつて一族を古代の邪悪な力から守るために、命溢れる森を犠牲にし、強力な魔法結界へと変えてしまったという秘密を。


キャラクターが以前の出来事を覚えていないみたい


  • 返事を活用する:AIの記憶力は基本的に「直近の会話内容」に依存しています。


会話の冒頭や途中で以前のやりとり・約束・共有した情報を明示的に述べることで、AIが「思い出せる」ように手がかりを与えましょう。


例:

<user>:「昨日、北方の森で起きた異変について話していたよね。君はとても心配していた。」

<user>:「僕のペットが“影”という名前の黒豹だったの、覚えてる?」

<user>:「村の失踪事件の調査を手伝ってくれるって言ったよね。何かわかった?」** > <user>:「昨日、北方の森で起きた異変について話していたよね。君はとても心配していた。」

<user>:「僕のペットが“影”という名前の黒豹だったの、覚えてる?」

<user>:「村の失踪事件の調査を手伝ってくれるって言ったよね。何かわかった?」


  • 記憶の指示を明示する: 会話またはキャラクターの初期設定にて、覚えておいてほしい内容や好み、重要事項を明確に伝えましょう。これは「記憶してね」というラベルのようなもので、完全ではありませんが効果を高める手段です。


例:

(設定):キャラ設定の内容にこのような内容を追加しましょう「<char>はユーザーとの重要な会話内容、好み、約束などを覚えようとする。」

(会話):

<user>:「僕の名前は<user>、南方から来た旅人だって覚えてね。」

<user>:「古代遺跡の手がかりを探してること、忘れないで。」

<user>:「君を信頼しているから、協力してくれるって期待してるよ。」


  • 重要な情報は定期的にリマインドしましょう: もし重要な情報があるなら、会話中に時折その内容を自然に再提示して念を押すことで、AIの「記憶」をリフレッシュさせられます。


例:

<user>:「前に言ったけど、辛い食べ物は苦手だから、今回の料理は少し控えめにしてくれる?」

<user>:「『星の墜落』に関する文献、探してくれてたよね。何か進展あった?」

<user>:「僕が妹を探してるって話、覚えてる?最近、新しい手がかりを見つけたんだ。」


なぜキャラクターが世界観に反する行動をとるの?


  • 世界観設定が具体的でない、もしくは曖昧過ぎる


NG例:

世界観:この世界には魔法が存在し、さまざまな種族がいる。

AIの出力:スマホで連絡を取った/銃火器や車両を使用した。

原因:技術レベルが明記されておらず、AIが一般知識で補完してしまった。

改善方法: 「この世界は中世風の魔法世界であり、現代技術は存在しない」など、禁止事項や技術水準を明示し、既知の種族や文化を具体的に書き出す。


  • 指示に世界観制限が含まれていない


NG例:

世界観:エルフは自然を崇拝し、金属製品を使わない。

AIの出力:(エルフのキャラが)「鉄の剣で木を斬り倒しましたよ、これで通れます。」

原因:AIにキャラを演じさせる時にその特徴を明示していなかった、もしくは必ずルールを守るように強調していなかった。

改善方法:設定や冒頭の指示にて、「エルフを演じる際は、自然を重んじ、金属製の武器や道具を使わないこと」と明記する。または、誤った出力に対して直接「エルフは鉄の剣を使わないので、修正してください。」と返事する。


  • 世界観に対するAIの理解ずれ


NG例:

世界観:「エーテル」は魔力の源で、特別な魔導師だけが扱える。

AIの出力:ただの村人が「エーテルを感知した」と言って火を灯した。

原因: 特定な魔導師だけしかエーテルを使えることを理解しておらず、一般人にも能力があるように誤認された。

改善方法:「エーテルは訓練された魔導師のみが感知・操作できる。一般人には不可。」と使用制限をはっきり記述する。誤りが出た場合はすぐに修正を促すよう返事しましょう:「村人はエーテルを感じられないので、別の描写に変えてください。」


キャラクターが同じセリフや行動を繰り返してしまう場合は?


  • 設定内で特定の特徴が強調されすぎていないか確認する


示例:

例(強調過剰): 「<char>は話すとき必ず『フン』と鼻で笑い、自らの高貴な血筋を誇りにしており、しばしば『我が[一族の名]は…』と語る。」

結果:キャラがすべての発言の冒頭や結末に「フン」をつけ、ほぼ全ての会話で自分の家系の話を持ち出す。

改善方法:特定の口癖や行動の強調を緩和し、「『フン』は軽蔑や怒りの際にたまに使う」、「家系の話は特定の話題や状況でのみ触れる」など、限定的に描写するよう変更しましょう。


  • 性格や行動パターンに変化球を加える


示例:

例(単一の性格): 「[キャラ名]は常に冷静で理性的。無表情で受け答えをする。」

結果: キャラがどの場面でも同じ淡々とした口調・反応が続く。

改善方法: 設定にさらなる感情の幅を追加しましょう。 例: 「普段は冷静だが、重大な決断の場では内面の葛藤が表れることもある」 「感情を表に出すのは稀だが、大切な人の前ではかすかな優しさが見える」 また、具体的な行動描写も有効です:「考えごとをするときにあごに手をやる」「リラックスした時はわずかに微笑む」など。


  • ネガティブな返事、またはペナルティで修正を促す


キャラが繰り返す口癖・行動に気づいたら、直接指摘して変化を促すことができます。

例:

<user>:「『予想通りだ』ってもう3回連続で言ってるよ。他の表現も試してみて?」

<user>:「剣の鋭さばかり強調してるけど、今は魔法の話をしてるから、それを置いておこう。」

<user>:「肩をすくめて軽蔑する仕草はよく出てくるけど、今回はセリフだけでも十分伝わってるよ。違う表情や動きにしてみようか?」

注意点: AIはユーザーからのフィードバックに基づいて調整を試みます。セリフの後に(こうしてほしい)という注釈をつけたり、繰り返されたフレーズを手動で修正しても、次回以降に影響します。


  • さまざまな会話シチュエーションを与えましょう


示例:

例(単調な状況):ほとんどの会話例、もしくは会話内容が「任務の情報」を尋ねる場面である。

結果:キャラが毎回「慎重で現実的な口調」で「リスクと計画の重要性」を繰り返す。

改善方法:より日常的・個人的な話題も取り入れてみましょう。たとえば:「好きな食べ物は?」「昔どんな夢を見ていた?」「この絵画を見てどう思う?」など。異なる状況は、キャラクターの別の側面や表現の幅を引き出すきっかけになります。


プレイヤー向け:


キャラクターからより良い反応を引き出すには、どう交流すればいい?


  • 意図を明確かつ具体的に伝える: 曖昧な質問や指示は避け、キャラクターに「何をしてほしいか」「何について答えてほしいか」「どんな感情を想定しているか」をはっきり伝えましょう。

例(NG):「どう思う?」

例(OK):「この窮地をどう乗り越えるべきか、君の考えを聞かせてほしい。」

  • キャラクター設定に基づいた問いかけましょう: 質問ややりとりの内容を、キャラクターの背景・性格・価値観に結びつけてみましょう。そうすることで、AIはあなたの意図をより正確に理解し、キャラらしい返答をしやすくなります。例:「森を愛するエルフの君からして、この汚染された土地は回復可能なのか?」

  • 必要に応じて背景情報を補足する:以前の出来事に関する質問や行動を取る場合は、簡単にでも関連情報を添えましょう。AIがコンテキストを思い出しやすくなります。返事例:「昨日、僕たちが村で見つけた魔法の印について覚えてる? その件で話がある。」

  • 自分のキャラの感情を明確に伝える: もしあなたのキャラクターが強い感情を抱いているなら、それをセリフや態度でしっかり表現しましょう。AIはその感情に反応しやすくなります。返事例:「本当に怒ってるからな!ちゃんと説明してくれなければ納得できない!」

  • あなた自身が演じるキャラ(プレイヤーキャラ)の一貫性を保つ: 自分の演じるキャラクターの言動や性格が安定していればいるほど、相手(AI)のキャラもその人となりを把握しやすくなり、より自然で期待に沿った返答が得られます。


AIの返答に満足できない場合、どう調整すればいい?


  • 問題点を明確に伝える:AIの返答のどこが好ましくなかったかを具体的に説明しましょう。返事例:「この返答は君の冷静な性格には合っていないよ。」「私のことを三人称で呼ばないでほしい。」

  • 望ましい返答の例を示す: 理想的な応答や行動の例文を自分で提示すると、AIがそれに近いスタイルで返答しやすくなります。返事例:「前みたいにもっと慎重な口調で答えてくれると嬉しい。」「感情を率直に表現しても大丈夫だよ。」

  • 質問の仕方を調整する: 質問の表現を変えることで、AIの反応も変わることがあります。別のアプローチを試すことで、より満足のいく返答が得られるかもしれません。

  • MoguChatのフィードバック機能を活用: 不満に感じた内容を長押しして、不満の原因を公式に伝えましょう、この機能を利用して私たちに改善を促すことも一つの手段です。


AIに自分のキャラ設定を理解させ、より良いやり取りをするには?


  • 対話の中であなたの設定を繰り返し強調してみましょう: AIにあなたの性格・目的・価値観・習慣・背景などを複数の場面で繰り返し語ることで、相手にあなたの人物像をより深く理解させましょう。

  • 行動や感情を描写する: ただ質問するだけでなく、自分のキャラが今どんな行動を取り、何を感じているかも一緒に伝えましょう。例:私は彼をじっと見つめ、疑念の表情を浮かべながら眉をひそめた。

  • 自分の設定を踏まえたセリフを使う: 自分の設定に合った言い回しや反応をセリフの中で自覚的に使うと、AIもそれに沿ってやり取りしやすくなります。例:「慎重な学者である私は、もっと証拠がないと君の話を信じられない。」

  • 自分のキャラの一貫性を保つ: 自分を演じる言動に一貫性を持たせることで、AIもプレイヤーキャラの性格や行動基準を把握しやすくなります。キャラのブレを減らすことが、AI理解のカギです。


キャラの人称表現が混乱してしまう場合の対処法


  • 使用する人称を明確に指示する: 会話の冒頭や途中で、「あなた=私をどう呼ぶべきか」「自分=AIはどう話すべきか」を明確に伝えましょう。返事例:「常に私のことを“あなた”、もしくは“旅人”と呼んでください」「あなたは自分自身のことは一人称の“私”で話します」

  • 設定内で明記する: プレイしているキャラのプロフィール設定を変更できるのであれば、使用すべき人称を明記しておきましょう。「<char>は常に『私』を一人称にして話す。」

  • 誤用があったら即時修正を求める: 混乱が生じた場合は、すぐに訂正を依頼しましょう。返事例:「今、私のことを三人称で呼んでたよ。ちゃんと“あなた”で呼んで。」


キャラに覚えておいてほしい重要情報がある場合は?


  • 覚えてほしい情報を明示する: AIに記憶してほしい情報をはっきりと伝えましょう。返事例:「私の村は北方にあるフロスト村だって覚えてね。」

  • 重要な情報は繰り返して提示する: 会話しばらく経った後でも、要点を定期的に再提示することで、AIの記憶に残りやすくなります。

  • 文脈に自然に組み込む: 会話や行動の流れの中に、 さりげなく情報を織り込むとより自然で覚えやすくなります。「私の村のフロスト村は北境に近いから、あのあたりの獣には注意しよう。」

  • AIキャラが覚えているかどうかを確認する: AIに直接記憶内容を訊ねることで、記憶をリマインドできます。返事例:「私の目的が“失われた遺物を探すこと”だって、まだ覚えてる?」


更新日 26/05/2025

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